AWS のビデオカンファレンスサービス Amazon Chime を使う
https://aws.amazon.com/jp/chime/
Amazon Chime は、Amazon Web Services が提供するビデオ会議です。昨年末に東京リージョンも対応しました。
- Amazon Chime は 14 の AWS リージョンを使用して、参加者により近い場所で会議をホストできるように (2019/12/3)
- Amazon Chime Meetings App for Slack アプリが利用可能に (2019/12/4)
専用のアプリをインストールしなくても、ブラウザだけでも参加できるのが利点かと思います。画面共有も問題なくできました。 このご時世、急にリモートで仕事しなくてはならなくなったりして、でも相手にわざわざアプリをインストールしてとは言いにくい...そんな場面にも良いのではないでしょうか。
会議をホストするには1日あたり $3、上限は $15/月 という料金設定となっています。使わなければお金はかかりませんし、使いまくっても Zoom の Pro より安いくらいです。また、利用開始から30日間は無料で(時間制限もなく)ホストできます。会議に参加するだけならアカウント不要で、料金もかかりません。
Zoom と比べて機能的に遜色もないと思うのですが、あまり話題にはならないような...ちょっと分かりにくいんですよね。
会議に参加する
ホストされている会議に参加するには、アカウントもアプリも不要です。
主催者から教えてもらった URL リンク (https://chime.aws/XXXXXXXXXX) をブラウザで開くだけで参加できます。ネイティブアプリがインストールされていればアプリが開きますし、インストールされていなければそのままブラウザ上で参加できです。
https://chime.aws にアクセスまたはネイティブアプリを起動して直接 meeting ID を入力しても参加できます。
ログイン、会議のホスト
会議をホストするには、Login with Amazon でのログインが必要です。 少々分かりづらいのですが、AWS でも Amazon.co.jp でもなく、Amazon.com のアカウントになります。持っていない場合は Chime のログイン画面から登録しましょう。
ログインしたら「Start a instant meeting」から、会議を開始します。
支払い
30日の無料期間を過ぎると料金が発生しますが、AWS のサービスが Amazon を認証を使っているだけであり Amazon.com に料金が発生するわけではありません。別途 AWS アカウントが必要になります。(なんということでしょう...)
AWS のアカウントに、支払い対象とする Amazon.com アカウントを追加するイメージです。
詳細の手順は Purchasing Amazon Chime (日本語) を参照してください。
- 支払いをおこなう AWS アカウントで、AWS Console から Chime の管理画面にアクセスする。
- 「Account」の「New account」から、適当なアカウント名を入力してアカウントを作成する。
- 「Inviie users」から、Amazon.com アカウントのメールアドレスを入力する。
無料期間が残っていても直ちに料金が発生するようになってしまうみたいなので、注意です。